LEDサイリウムを自作しました

■はじめに
声優やアニソンのライブに行く機会が増えました。

そこで必須(でもないんだろうけど)となるのがサイリウムです!

秋葉原ゲーマーズでは有名声優のライブが近づくと「イメージカラーに合わせてこの色を使いましょう!」と購入しやすくなっています。

アニメとアキバ系カルチャーの総合情報サイト - アキバ総研

ただ、例えばライブが二日連続であって、二日間とも参加することになったりすると本数も増えるでしょうし、非常にコストがかかります。
数人がお金を出しあって、業者から箱単位で購入すれば比較的安く買うことができますが…

そこで、できるだけ安くLEDサイリウム作ればいいんじゃなイカ?と思い、今回作成することにしました。

今回の条件は
1.電池駆動であること
2.GENTOS 閃シリーズは使わないこと
3.簡単に作れること

2については、本当は閃シリーズのほうが明るいし、Amazonで買えば2000円でお釣りがくるぐらいなので
そっちを使えばいいんでしょうけど、今回は閃に関してもケチることにします。
この条件を頭にたたき込んで、まずは100円ショップへGO。

■買い物
ありました。良さそうなLEDハンディライト。しかも単四電池3本で駆動。
この時点で条件の1と2はクリアできそうですが、問題は3です。
不安も抱えつつ、とりあえず購入。105円でした。

ライト部分は手に入れたので今度は色の部分。
ここは定番ということでターンオンのオレンジを選択。
東急ハンズで1029円でした。

その結果がこの二つです。
左が100円のLEDハンディライト。右がターンオン。
この100円LEDハンディライト、様々な名前で各100円ショップで売られているようです。
ダイソーではランチャーライト、キャンドゥでは3LEDハンディライトという名前で販売されています。Seriaでも違う名前で販売されているようです。
どれも全て株式会社グリーンオーナメントさんの商品のようですので、一度パッケージの裏面の会社名を確認すると良いかも知れません。

さっそく電池を入れ、部屋を真っ暗にしてLEDハンディライトの明るさを確認する。

うん、これではよくわからん…とりあえず、ライトとしては100円の出来とは思えません。十分明るいです。

そして、ターンオンのデフォルトの明るさを見てみましょう。

これだけでもだいぶ綺麗です。ターンオンはそれだけでもとても明るく、1000円ちょっとで買えるので、改造しなくても使えないことはないです。

■工作
さて、ここから作成記録になります。
用意するもの
・LEDハンディライト
・ターンオン(好きな色)
・ビニールテープ
・ペットボトルのフタ(2つあると良い)
・工具(ニッパー、ピンバイス

まずはペットボトルのフタに穴を開けていきます。
ミニ四駆の肉抜きとかやったことある人は得意かも知れませんがケガをしないように注意。
ペットボトルのフタにピンバイスで穴を開け、穴と穴をニッパーで切る感じです。
その結果がこれです。

これでとりあえず穴は空いたんですが、少し切り口が汚いので私はカッターナイフとやすりでほんの少し整えました。ここは見えない部分になるので、整える必要はありません。

そして、この穴の空いたペットボトルのフタをLEDハンディライトにくっつけます、が、ここで問題発生。
ペットボトルのフタのほうが、LEDハンディライトの口径よりも大きい…
悩んだのですが、とりあえずはくっつけてみることに。
十字に、対角線上にテープを縦方向に貼り、それからぐるぐる巻きにします。

このとき、ペットボトルのフタとハンディライトをしっかりと押さえながら巻いてください。

そして、ターンオンの筒を装着。ペットボトルのフタがターンオンの筒のネジに合うため、このような改造が可能になります。

まあ肝心なところで誤字してます。

まずはつけてみましょう。

上の無改造のターンオンと比較しても明るくなっていることがわかりますね。振っても取れることはなさそうでした。
必ず振ってみて下さいね。ライブ中に飛んでいってしまっては意味がありません。
心配な方は熱収縮チューブなどを使ってさらにがっしりと止めましょう。

■このあと
必ず先端処理をしてください。
先端処理をしないと、装着したターンオンの先から光が漏れてしまいます。100円ショップのLEDハンディライトとは言え、光が漏れていました。
もしこれが100ルーメンのGENTOS 閃だとしたらどうなるでしょうか。
今年のアニサマでアンコール中に天井に懐中電灯のような灯りがあったのを覚えています。おそらく先端処理をしていない閃ブレードを使ったのでしょうけど、公演中止になってもおかしくありませんし、周りの迷惑にもなります。

そうならないためにも、先端処理をしましょう。
私はペットボトルのフタをターンオンの先にかぶせました。ただし、この場合も確実にビニールテープなどで止めてください。すっぽぬけることがないよう、試し振りは必ずしましょう。
先端処理をしたあとはこうなります。

先端が黒くなっているのが分かりますね。
ペットボトルのフタをかぶせる際にアルミホイルを挟んでもいいと思います。反射が期待できるので、より綺麗に光るかもしれません。

■終わりに(思ってることとかも少し)
これで完成です。あとはライブに行くだけ…なんですが、あと少しだけ記述しておきます。

エネループは使えないの?
ハンディライトにエネループなどの充電式電池を使う場合については必ず「エネループ対応」と書いてあるかを確認しましょう。

GENTOS閃SG-305でエネループ等ニッケル水素電池を使う場合の留意点 気の向くまま/ウェブリブログ

・使いたい色がターンオンで売ってない!
照明用カラーフィルターで自作しましょう。リンク下段にあります。

正しい閃ブレード作成教室 - サイリューム @ ウィキ - アットウィキ

・GENTOS 閃使えよ情弱wwwww
はい、そうですね…

・閃ブレードの作り方は?
だいたい一緒です。「閃ブレード」でGoogle検索してもすぐに色々情報が出てきます。

初期費用さえ変にケチらなければGENTOS 閃を使って閃ブレードを作ればいいと思います。その場合しつこいようですが先端処理と試し振りは必ずしてください。
ライブでは気持ちよくなって試し振り以上に振ってしまうことが予想されます。壊すぐらいの気持ちで振りましょう。